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初級編
ステップ 1 - 道具に慣れる
最初に、ラケットとボールに慣れることから始めます。
まずは、ラケットの上でボールを連続で30回ほど弾ませましょう。
ラケットを水平に構えて、身体や壁や地面にボールが触れることなく、ラケットの上で連続30回です。
「♪もしもし亀よ〜」で有名な、“兎と亀”のリズムに合わせて、1番を歌いきるまで続けられれば、30〜32回は続いたことになります。
上手に打ち上げるコツは、団扇であおぐような手首を使った打ち方をしないようにすることです。団扇であおぐように手首を回して打つと、ラケットの面を水平に保ちにくくなり、ボールが前後左右に飛んでいってしまいます。
ですから、打つときは手ではなく、肘から先を動かして打つようにしてみてください。手首をガッチリと固める必要はありませんが、自分から手首を回して打たないようにしてください。
そしてもう一つ、ラケットを大きく振らないようにすることです。大きく振れば大きく振るほど、ラケットの面を水平に保ちにくくなるからです。小さな動きでボールを弾ませるようにしましょう。
さて、何とか30回連続で出来ましたら、今度は少し条件を厳しくします。
また30回連続打ちをしますが、今度は最高10歩までしか動いてはいけません。
10歩までに30回が出来るようになりましたら、今度は5歩までです。
5歩までに30回が出来るようになりましたら、今度は3歩までです。
3歩までに30回が出来るようになりましたら、今度は3歩までで100回弾ませてみましょう。
3歩までに100回が出来るようになましたら、充分です。
ラケットとボールの大きさや弾み方が、何となくわかったのではないでしょうか。
はい、まずは “何となく” わかってもらえれば結構です。
では、次のステップに進みましょう。
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