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戦型(スタイル)


 卓球では、どの位置で構えて、どの打球技術を主に使用するかによって、様々な戦い方が出来ます。それらの戦い方を、戦型(スタイル)としてここでは取り上げようと思います。
 現在、試合で見かける戦型は、大きく分けてドライブ型、前陣速攻型、カット型、ショート型の4つの戦型です。よく見かけるということは、それだけ有効な戦型なので、初めての方は真似してみるといいでしょう。
 しかし、戦型は細かく分ければたくさんあると思います。より自分に合った戦型を探してみたり、自分で新たに作り出すのもまた面白いと思います。




ドライブ型(シェーク、ペン)
 強力な前進回転(ドライブ)を主な武器として戦う、世界各国で最も一般的な戦型です。
 シェークでは、一般的にラケットの両面とも裏ソフトラバーを貼り、フォア、バックの両方からのドライブを使って戦います。
 ペンもシェーク同様、裏ソフトラバーを貼り、ドライブを使って戦います。しかし、ペンの特性上、バック側のドライブをシェークほど強く打つことは難しくなります。
 バック側の解決策の一つとして、中国式ペンを用いて両面にラバーを貼り、裏面打法を用いてバック側のドライブを打つ選手もいます。
前陣速攻型(シェーク、ペン)
 卓球台からほとんど離れずに戦う戦型です。送球、返球とも共に待機時間が短いことが多いため、相応の瞬発力が必要になります。
 シェークでは、ラケットの裏面に、スピードを重視して表ソフトラバーがよく貼られているようです。
 ペンもシェーク同様、表ソフトラバーを貼り、長引かせずに最短で終わるように積極的に攻撃します。
 現在では、前陣のドライブ型と、あまり違いはないかもしれません。
カット型(シェーク)
 卓球台からやや離れ、中・後陣からカットを主な武器として戦う戦型です。ペンよりもシェークで使用される戦型ですが、ドライブ型や前陣速攻型と比べると、この戦型を使用している選手はあまり多くはありません。
 ラバーの組み合わせはいくつかあり、両面とも粘着性ラバーを貼ってカットの威力で戦う選手や、片面はアンチスピンラバーを貼って、回転のある打球と回転のない打球を織り交ぜて、相手のミスを誘う選手もいます。現在では、アンチスピンラバーではなく、粒高ラバー表ソフトラバーを貼る選手が多いようです。
 ドライブに比べてボールのスピードが非常に落ちるため、相手がミスをするのを待つ、守って点を取る戦型と言われていますが、個人的には守っているのではなく、強力な後方回転によって打てないボールを送って攻めている印象が強いです。
 また、現在はただカットするだけではなく、フォアはドライブ、バックはカットというような戦い方もあり、戦術の幅が広がってきています。
ショート型(ペン)
 中国式ペンを用い、両面にラバーを貼り、そのうち片方に粒高ラバーを使用し、粒高ラバーによる変化球で隙を作り出して攻撃する戦型です。相手にレシーブまでの待機時間を与えない打ち方をすることから、こう呼ばれているようです。
 カット型同様、この戦型を使用している選手は少数のようです。
 練習方法上級編 〜 距離と戦型でも、各スタイルについて扱っていますので、興味のある方はどうぞ。



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