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ラバー


 ラケットの打球面に貼ってある、ゴムシートとスポンジを1組にしてラバーと言います。これが貼られていないと、ボールと打つことが出来ません。
 ラバーの種類は裏ソフトラバー、表ソフトラバー、粒高ラバー、一枚ラバー、アンチスピンラバーの5種類で、裏ソフトラバーはさらに高弾力・高摩擦系、テンション系、粘着系に分かれます。
 スポンジの厚さも特アツ、アツ、中、薄、極薄の5種類があり、厚ければ厚いほどよく弾みます。基本的にゴムシートとスポンジは接着して一組で売られているため、ラバーの性質によっては1種類しかスポンジがないものもあります。




 裏ソフトラバー
 ゴムシートの平らな面を表側にして、粒々の面をスポンジと貼り合わせたラバーです。ボールとの接地面が広いため、回転がかかりやすくなっています。
 裏ソフトラバーは、さらに高弾力・高摩擦系、テンション系、粘着系に分けられ、性能に多少の差が出ます。
 
 高弾力・高摩擦系は、スピード、回転性能が共によく、バランスのいいラバーです。主に、ドライブをメインとする選手が使用しています。
 
 テンション系は、高弾力・高摩擦系のラバーをさらに高性能にしたようなラバーです。しかし、よく弾む反面、相手の打球の影響も多大に受けるため、初心者が扱うには難しいラバーと言われているようです。
 テンション系ではなく、エネルギー内蔵型と言われることもあります。
 
 粘着系は、ゴムシートの表面に他のラバーよりも強い粘着性を帯びているラバーです。スピードが他の裏ソフトラバーよりも多少劣りますが、ボールを付けてラケットを逆さにしても、ボールが落ちないほどの粘着性を帯びていることが多く、その粘着性を利用して、ボールに強い回転を与えることが出来ます。
 カットマンがよく使用しています。
 表ソフトラバー
 ゴムシートの粒々の面を表側にして、平らな面をスポンジと張り合わせたラバーです。ボールとの接地面が少なく、より早いスピードの打球を打つことが出来ます。しかし、接地面が少ないことで、相手の回転の影響は受け難くなりますが、こちらからも回転はかけ難くなります。
 粒の大きさや特性などにより、スピード系、回転系、変化系などに分けられますが、回転に関しては裏ソフト、変化に関しては粒高ほどの効果は得られないかと思います。
粒高ラバー
 表ソフトラバーの粒を、さらに高くしたようなラバーです。粒がボールに変化を与えるため、打った動作とは逆の回転をかけたり、無回転にしたりすることが出来ます。しかし、それだけ衝撃を吸収してしまうため、スピードは相当犠牲になります。
一枚ラバー
 歴史的には、これが一番最初のラバーで、表ソフトラバーのスポンジのない状態のラバーです。弾まない、回転がかかりにくいというラバーですが、そのおかげで打球の安定性はあります。
アンチスピンラバー
 裏ソフトラバーから摩擦性能を削ったようなラバー。非常に回転がかかり難いです。主にカットマンが使用するラバーで、粘着ラバーと打ち分けて、相手のミスを誘うような使い方がされています。
主観的ラバー評価表
 各ラバーのスピード、スピン、変化性能を独自の視点で評価してみました。(人によって評価は多少変わると思います。)
 「変化」というのは、自分で回転をかけ直すのではなく、相手の回転を変化させる度合いのことです。数値が大きいほど高威力の評価になります。変化のみ、させ易いかさせ難いかの評価になります。
スピード スピン 変化
裏ソフト 高弾力・高摩擦 3 4 ×
テンション 5 4 ×
粘着 2 5 ×
表ソフト 4 3
粒高 2 2
一枚 1 2
アンチスピン 2 1




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