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練習方法
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中級編

ステップ 6 - スマッシュを打つ

 ここまでは回転系の攻撃・返球方法でしたが、一般的に「最も攻撃らしい攻撃方法は?」と聞かれたら、スマッシュを想像する人が多いと思います。
 ここでは、そのスマッシュのうち、フォアハンドのスマッシュについて説明しようと思います。

 スマッシュの流れは、基本的にはフォアハンドドライブの流れと変わりませんが、スマッシュを打つ場合、ラケットを振るときに、
  1. ラケットを小さく、速く振り抜く
  2. あまり回転をかけようと意識せず、ボールを打ち払うつもりで振り抜く
という二つの点でフォアハンドドライブとは変わります。ボールを打つ一瞬に、出来る限りの高速でラケットを振り抜くためです。回転をかけようと擦るような振り方をするよりも、ボールを叩いてしまった方が、ボールの速度は上がります。
 さらに、スマッシュを打つとき、フォアハンドドライブのときよりも体重をやや大きく前方の足へと移動させると、打球に体重を乗せやすくなり、スマッシュの威力を上げることができます。ただし、大きく体重を移動するということは、それだけ打った後に姿勢を整えるまでの時間が掛かるということです。返球されたときは体勢が整わないこともあるので、そこは覚悟しましょう。
 体重を前方の足に移動させるとき、軸を崩さないように注意しましょう。

 スマッシュも、基礎の部分はシェークもペンも変わりません。小さく、速く振り抜きましょう。

 スマッシュは、相手が反応しにくいほど高速の打球を打ち込む技術です。これが打てるか打てないかで、試合においての得点率が変わってきます。やや高めのボールはスマッシュ出来るようにしておくといいと思います。
 ただし、それだけ速い打球を打つということは、それだけ早くボールが返って来る可能性もあるということです。打つ際には充分注意しましょう。






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