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練習方法
 ■ 初級編
 ■ 中級編
   ○ ステップ 1
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   ● ステップ 6
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 ■ 上級編
 ■ 特別編


中級編

ステップ 1 - フォアハンドドライブを打つ

 まずは、回転系の王道とも言えるフォアハンドのドライブです。
 前進回転のボールが返球されたときや、後退回転で返球されたボールをそのまま前進回転にしてレシーブするなど、ドライブを使う場面はかなり多く、卓球といえばドライブでのラリーを多くの方が想像されるくらい一般的な回転技術です。

 ドライブの流れは、
  1. 基本姿勢よりも少し大きめに足を後ろに引いて、身体の方向を変える
  2. ラケットを軽く後ろに引く
  3. 顔の前まで軽く弧を描くようにラケットを振る
  4. 姿勢を整える
という流れになります。

 腕の動きは、三角形を描くように動かすのが、最初はいいでしょう。
 ラケットを軽く後ろに引くとき、腰を少し回して引くようにし、腰の回転も利用してラケットを振り抜くようにすると、威力が上がります。ただし、回し過ぎると打球が安定しなくなるので、あまり大きく回さないように注意が必要です。
 また、ラケットを振るときは、面でボールを打つのではなく、面でボールを擦るようにすることが大切です。
 最後に姿勢を整えるのは、次の返球に対応できるようにするためです。「帰宅するまでが遠足」、「姿勢を整えるまでがドライブ」です。次の返球に対応できる姿勢に戻るまで、気を抜かないようにしましょう。そして、絶対に軸を崩さないように。

 ボールが高くなってしまう場合、下の図の(イ)のようにボールをほぼ縦に擦ってしまってループドライブになっているか、(ロ)のようにラケットをほぼ垂直に立てたまま振り、ボールを真横にひっぱたいているかのどちかかであると思われます。(ハ)のように、ボールの45度ぐらいの位置を擦るように振ってみるといいと思います。
 ただし、ラケットの角度は腕を振る速度や相手の打球の威力や回転によって変化します。45度でもボールが高めに返球されるようでしたら、更にラケットを倒して調整してください。

 ラケットを振る動きに慣れてきたら、今度は振る動作のときに、後ろ足で身体を前方に少しだけ押し出すようにして振ってみましょう。振りに体重が乗ることで、打球の威力が上がります。

 フォアドライブに関しては、シェークもペンも基本は変わりません。

 フォアハンドドライブは、攻撃の要にしやすい技術です。強力な回転と速度が出るようにしておくと、試合においてチャンスを確実に得点に繋げることが出来るようになると思います。






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