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ラケット


 卓球のボールを打つために必要な道具です。英語では『racket』ではなく『bat』と言います。ボールを打つ面は、だいたい手の平ほどの大きさがあり、片面、あるいは両面に、ラバーと呼ばれるゴムとスポンジのシートが貼られています。ラバーの貼られていない面では打つことが出来ません。
 公式の試合や大会で使用するラケットは、ラバーにはメーカー名、国際卓球連盟の承認、日本卓球協会の承認(『J.T.T.A.A』の印)、ブレードには日本卓球協会の承認が表示されたラケットを使用しなければなりません。これに関しては、100円ショップとか、よっぽどのところで買わない限り、市販のラケットにはほぼ入っています。
 また、現在は世界卓球協会(『I.T.T.F』の印)が入っているもので、試合の時点で公認されているラバーも使用可能となっています。こちらのラバーを使用する場合は、自己責任で世界卓球協会のウェブサイトで公認されているラバーかどうかをか確認する必要があります。(一応、文字から世界卓球協会へのリンクは貼ってありますが、管理人は英語がダメダメなため、ラバーの確認のできるサイトかどうか、確認が出来ていません。ご了承ください)
 ラケットは大別するとシェークハンド、ペンホルダー、ピストル型の3種類に分けられ、さらに、ペンホルダーは日本式中国式に分けられます。




シェークハンド [ Shake Hand ]
 ラケットを握手する(shake hands)ように握ることから、シェークハンド、あるいは、シェークと呼ばれています。細かく言えば、まず人差し指から小指までをそろえて伸ばし、人差し指のみ伸ばしたまま、他の指でグリップの根元を握るような感じの握り方が一般的です。
 ラバーをラケットの両面に貼るので、ボールがどこに飛んできても、そつなく対応出来ます。
 攻撃、守備共にバランスのよいラケットと言えますが、両面にラバーを貼っている分、ペンホルダーに比べて重くなります。
 (グリップの形は、ラケット本体に簡単な絵があります。)
ペンホルダー [ Pen Holder ]
 ラケットを鉛筆を持つように握ることから、ペンホルダー、あるいは、ペンと呼ばれています。卓球台上での攻撃、守備と、小回りに優れている半面、その形や握り方から、バックの守備範囲がやや狭くなります。
 ペンは、さらに日本式ペン中国式ペン反転式ペンに分けられます。
 
 日本式ペンは、握りの部分が盛り上がっていて、しっかりと握れるようになっています。さらに、基本的にラケットが軽いため、素早いラケット運びが出来ます。
 
 中国式ペンは、シェークの握りの部分を短くしたような形をしており、ペンでありながら両面にラバーを貼ることが出来ます。そのため、裏面打法と呼ばれる、ペンの裏面で返球するという技術によってバック側の守備範囲を補った上で、多彩な攻撃を可能にします。
 ただし、ラバーを両面に貼ると、シェークと同様に重くなり、握り方のせいもあってか、シェーク以上に重く感じるかもしれません。
 
 反転式ペンは、中国式ペンのように両面にラバーを貼ることが出来る日本式ペンという感じです。表裏どちらのグリップも盛り上がっているため、反転させてもしっかり握れるようになっています。
 (グリップの形は、ラケット本体に簡単な絵があります。)
ピストル型
 ラケットを銃を持つように握るため、ピストル型と呼ばれています。のこぎりを握るようにも見えるため、ハンドソウと呼ぶ場合もあります。
 特徴を書きたいのですが、見かけることが非常に少なく、私も試合で使用されているのを見たことがないため、両面にラバーを貼ることが出来る、ということぐらいしかわからない、未知数のラケットです。



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